仕組み
1日5食ダイエット
食事1回分の摂取カロリーを減らし1日5食に分けて食べる(回数が多い方が1日30品目も摂取し易い)と、空腹感によるストレス(早食い,大食いの原因にもなる)も減り、血糖値の急上昇を防ぎインスリンの分泌を少なく抑えて体脂肪の合成を減らす事ができます。
食間は血糖値の下がる(2〜)3時間は空けた方が良いです。食事はバランス良く半分強は炭水化物で、できればグリセミック指数(GI値)の低い食品に、食物繊維の多い野菜等も一緒に食べる工夫が必要です。
食事回数が多いと飢餓体質の反対で体(脳)が脂肪を溜める必要性を感じない(無駄なエネルギーを体内に溜め難い)というのもあるかもしれませんし、回数が多い分多少は食事誘導性熱代謝が多いかもしれません。逆に相撲取・力士は太る為に1日2食とも言われています。
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早食いは子供の頃からの習慣なので改善し難いかも知れませんが、よく噛んで(一口30回)食べる(唾液の消化酵素も働いて胃腸にも良い)、歯応えや嵩(かさ)がある物(食物繊維の多い野菜等を食べて早食いを抑制),低カロリー食品(蒟蒻・茸・海草)も取り入れる等が改善のポイントです。
よく噛んで食べると、歯等からの刺激によって脳内でヒスタミンが増加して満腹中枢に働き食欲を抑制し、また味わいながらゆっくり食べる事で味覚や嗅覚を刺激して交感神経が活発になって食事誘導性熱産生に関与し、褐色脂肪細胞のエネルギー消費を増大させ肥満予防に役立ちます。
平均的に見て「早食い」は「食べるのが遅い人達」より体重が数kg重いというデータもありました。
データの取り扱い方等に依って異なりますが、
(「食べる速さが普通の人」に対して)早食いで大食いの人の肥満者の数
=早食いが約1.5倍+大食いが約1.5倍=約3倍多い
という数字もありました。
最近では極当り前になったファストフードですが、これまでの和食と比べると食事時間や咀嚼回数も半分位で、脂肪分の多い高カロリー食品も多い様ですし、手軽な反面肥満予備軍向きの食事でもあるようです。
早食いの諺等はあまりないようですが、大食いの方は幾つかあります。
「大食は命の取り越し」,「腹も身の内」,「腹八分に医者いらず」・「腹八分目」…
他に、「痩せの大食い」という慣用句もありますが?
* よく噛むダイエット:食事する時によく噛むだけでも、食欲(エネルギー摂取)の抑制と脂肪細胞の燃焼(エネルギー消費の増大)が同時にできてしまうという、無料で健康にも良い、ダイエット効果を得られるものです。
(「満腹中枢」関連:レプチンと満腹感,セロトニンとドーパミン,エストロゲンの減少と女性の中年太り) {...b6,m1,m2,m5,m8,d2,d8,l1,l2}
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