運動
呼吸と運動
呼吸をしながら体内に酸素を取り込んで行う有酸素運動(ウォーキングやサイクリング等)と、瞬間的に息を止め瞬発力を使う激しい運動の無酸素運動(筋肉トレーニングや短距離走等)があります。
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有酸素運動と心拍数
有酸素運動の状態の時の心拍数は一般的には110〜150位(110程度までなら血中の乳酸増加はみられない純粋有酸素運動,150を超える辺りから無酸素運動)ですが、安静時の心拍数や年齢に依り異なるのでカルボーネン法(予備心拍数による方法 )で計算例を示しました。
心拍数=運動強度×(最大心拍数−安静時心拍数)+安静時心拍数
(推測)最大心拍数=220−年齢
運動により効率の良い脂肪燃焼効果が得られるのは、上式で運動強度が50〜70%(安静時が0,最大心拍数の時が100%)の有酸素運動をする時の心拍数を求めれば良いので、
例えば年齢40歳で安静時の心拍数が70の人が強度50〜70%の運動をした場合、
0.5〜0.7×{(220−40)-70}+70=125〜147
ダイエットを行う際は心拍数が125〜147になる範囲で有酸素運動すれば良い事になります。
これまでにあまり運動をしてこなかった人なら心拍数125以下で運動を始めても良いと思います。
* 安静時の心拍数(一分間の心臓拍動数[脈拍数]):男性60〜70程度,女性65〜75程度
* 運動強度の表現には、上記の心拍数に関連する「運動時の心拍数が最大心拍数の何%に当たるかで表現する方法」の他に、身体活動強度(メッツ)の運動の強さについての指標としての運動強度等もあります。
* 身体活動強度は身体活動の(種類ごとに)強さを指標として示した物で、運動強度(運動の強さ),動作強度(生活動作の強さ)です。
(「運動強度」関連:「1日のエネルギー所要量」内の * 身体活動強度は…) {...b5,b8,m2,e1,e2,e3,e4,e5,e6}
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