基本
脂肪型肥満の種類
皮下脂肪型肥満[洋ナシ型肥満](主に臀部,下腹部,太腿等下半身の肥満)は若い女性を中心に多く、内臓脂肪型肥満[りんご型肥満](ビール腹と胸辺りの上半身の肥満、生活習慣病に要注意)は中年男性に多く、体脂肪の付き方(体形)によって二つのタイプ(肥満型)に分けられます。
りんご型肥満には皮下脂肪型肥満の場合もあります。
(関連:肥満と脂肪細胞) {...b2,b4,m1,m2,m3,m5,m6,m8,d3,d4,d8,d9,l2,l4}
有酸素運動と体脂肪の燃焼
内臓脂肪は貯まり易く使われ易いエネルギー源で、有酸素運動では皮下脂肪より先に消費され易く、皮下脂肪は貯まり難く消費され難い非常用エネルギー源で、骨,内臓等を守るクッションの役割や体温保温効果等もあります。
(関連:体脂肪の燃焼と運動時間,体脂肪の燃焼開始) {...e2}
肥満度(BMI)
体重[kg]÷身長[m]÷身長[m] (BMI=体重÷身長の2乗)
(痩せ)18.5未満,(標準)18.5〜25,(肥満)25〜30,(高度肥満)30以上
痩せ |
標準 |
肥満 |
高度肥満 |
18.5未満 |
18.5〜25 |
25〜30 |
30〜35 |
35〜40 |
40〜 |
低体重 |
普通体重 |
肥満1度 |
肥満2度 |
肥満3度 |
肥満4度 |
* BMI(Body mass index)の数値は22が標準(基準)で、男女共に病気になり難いと言われています(この値が高いと生活習慣病にも罹り易い)。
BMIの指数は年齢,性別には関係はありません。
BMIからは脂肪だけが過剰(皮下脂肪型肥満か内臓脂肪型肥満か)なのか、筋肉や水分(浮腫みに関連)が多いのかと言う事は分かりません。
BMI=体重[kg]/(身長[m])2 {体重/(身長×身長)[kg/u]}
例えば、体重が51.2kgで身長が158.1cmの(女性の)場合なら、
51.2kg÷(1.581m×1.581m)=20.5
となります(表:年齢別の身長,体重の基準値と… の数値を使用)。
(関連:標準体重、「肥満」関連:体脂肪率) {...b2,b3,m1,d4}
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